ギョガムユロク

朝鮮明宗の時代に易学者である撃庵 南師古 先生(1509~1571)が著述した預言書。

20世紀末に朝鮮で人類を救済する主人公である正道令が出現するので、邪なものを捨てて正道令に従うことを後世に託す骨子の内容が、詩や歌の歌詞のように全60章にわたって記述されている。

その骨子の内容の信頼性を高めているのは、周辺的な内容であり、朝鮮が経験した倭乱、丙子胡乱、滅亡と日帝強占、解放、分断、同族相残の戦争、休戦、そして貧しい国から正道令が出現すれば平和と繁栄をもたらすという未来の内容が、非常に正確に預言されているということである。

天蔵地秘(天が隠し地が秘めた秘密)とされ、読んだだけでは正確な内容を知ることはできなかったが、非常に重要に500年をまたいで写本として伝えられてきて、1977年に国立中央図書館に古文書として登録された。

正道令自体が暗号のような撃庵遺録を解読する鍵であるため、1980年京畿道富川市に位置する三神山と老姑山の間の密室で正道令が完成した後、初めてその隠され、秘められていた内容が明確に明らかになることができた。